柴田歯科医院 院長より
初めまして、院長の柴田洋幸です。
当院は、表鷲津公園のすぐ前にあり、緑豊かで静かな環境の中でリラックスして治療を受けて頂いております。
あらゆる年代の、あらゆる治療に対応できるよう、スタッフ一同 日々研鑽しております。
お気軽に ご来院ください。
むし歯の治療方針「MI治療」に心がけています
むし歯は「むし歯菌」により発生、そして「むし歯菌」により大きくなります。したがって、「むし歯菌」が活動しなければむし歯はできないし、
できてしまったむし歯は、「むし歯菌」を薬を使ってなくしてしまえば、進行が止まり、その後“穴”を人工材料で埋めれば治療は終わります。
以前のように、大きく削って治療するのではなく、最小限削って薬でなおす、特殊な器械・器具で治すMI治療(ミニマル・インターベンション)をしています。
3Mix、ドックスベストは臨床的に非常に有効で、患者様の為になる最新の治療方法です。3Mix,ドックスベストは、従来の治療方法と異なる患者様に優しい治療になると思います。
さまざまな症例に対応できる用意がありますのでお申し付けください。
ここ数年、子供のむし歯は減少してきました。それは親の努力と、フッ化物・キシリトールなどの普及、予防歯科の発展にあるといわれております。
柴田歯科医院では、むし歯予防に力を入れております。
その人その人に合ったブラッシング方法のアドバイス、その人に合った清掃、数あるフッ化物の中から、その人に合った濃度とPHを考え応用しております。
ただし、進行したむし歯や「痛み」が強いむし歯の治療では、昔ながらの悪いところを大きく削る治療が必要です。
そうならないために定期的な検査と、メインテナンス・予防処置を勧めます。
大人でも各種フッ化物の応用により、歯面の強化、再石灰化、「むし歯菌」の活動の抑制という効果が期待出来ます。
70歳前後になり唾液の分泌が少なくなると、歯ぐきの下のポケット内に、むし歯ができてきます。その予防には別の成分のフッ化物を使います。
歯周病の治療方針
歯周病は主に酸素を嫌う「歯周病菌」が原因で発生し、歯周病菌が原因で進行していきます。この菌は歯周ポケットが深い(4mm以上の)歯で活動、炎症を起こし、歯槽骨を吸収していきます。水平に吸収した歯槽骨はほとんど元に戻ることはありません。
歯周病菌は口腔内だけでなく全身的な病気に関与することも解明されました。
糖尿病は歯周病によって悪化しますし、糖尿病の人は合併症として歯周病になることが多いです。細菌性心内膜炎、動脈硬化、誤嚥性肺炎も
歯周病と関係することが解ってきました。歯周病予防は最も大切なことです。
柴田歯科では歯周病予防を積極的に行います。
歯周病菌がなくなれば、進行は止まります。従って 症状がひどい時には、抗生物質により歯周病菌をなくしてしまうのが最も早く効果的です。
ただ薬の副作用等の問題で抗生物質の内服が出来ない人の場合は、徹底的な歯垢除去、ポケット内のデブライドメント、ポケット内に薬の塗布、家庭での日々のブラッシングと「デンタルリンス」の使用で治療をすすめます。
一度歯周病菌が減少しても、口腔内が不潔になればまた歯周病菌は増え、歯周病が再発し、全身的にも悪影響が出ます。
そうならないためにも歯周病の定期的なメインテナンスは必要です。