診療案内
治療の流れ(初めての方)
- 治療説明
- 病態を説明し、治療方法を提示します。「この様に治療してほしい」等 ご希望をお伝え下さい。他に「ここも 治してほしい」「クリーニングもしてほしい」など、話して下さい。治療方法を提示します。

- メンテナンス
- 治療終了。定期的な検査と予防処置をしましょう。患者様の口腔内の状態により、3ヶ月に1回 6ヶ月に1回等 歯や歯周組織のチェック、口腔清掃、歯石除去、フッ化物コートにより、口腔内の健康を維持していきましょう。
治療について インフォームドコンセントの徹底
「十分な説明のないまま治療された」という経験はありませんか?
当院では、お一人おひとりの症状や治療方法の説明をしっかりと行い、安心して治療を受けて頂けるよう努めております。
保険診療を基本に
通常の治療は、すべて保険診療の範囲内で行っております。
使用する薬剤、詰める材料、被せる材料は、保険の範囲内でも、“最も良い”と言われている材料を利用しております。
個々の治療中に、保険の治療方法・使用材料以外にどのような自費治療・材料があるかの説明をお聞きしたい方はお申し出ください。
待合室にも自費診療の説明・金額のパンフレットは提示してあります。
自費診療を勧めることは致しませんが、診療方法を聞き、関心を持ち、考え、そして自分の口腔内のことに今以上の関心を持つことは今後の口腔衛生の向上につながるはずです。
むし歯治療の方針
MI治療に心がけています。MI治療とは、ミニマル インターベンション(削るのは最小限)の略です。
むし歯は「むし歯菌」によって発生し、「むし歯菌」によって大きくなります。よって、むし歯菌を薬により減少させれば、削る部分はかなり少なくなります。
「むし歯菌」や「歯周病菌」をなくすための薬を取り揃えております。ある種のむし歯菌が、脳出血のリスクを高めると言う研究結果もあります。
歯周病治療とは
歯の周りには 誰でも溝があり、そこに「歯周病菌」がいます。
歯周病になり、溝が深くなったものを「ポケット」と言いますが、深くなるといわゆる悪玉の歯周病菌が繁殖します。ポケット4mm以上は危険な状態。
受付で渡します管理表に ポケット4mm以上ありと記載されていましたら、どこの歯のどの部位がそうなのかを理解し、早急に改善するための“Cure” プラス “Care”をするべきです。わからなければ質問して下さい。
「歯周病菌」は、歯肉炎を起こし、さらに歯の周りの骨をとかしていきます。
歯がグラグラになり、硬いものが噛めなくなります。さらに「歯周病菌」は、全身の色々な病気に関係します。
糖尿病との関係は、エビデンスが確立しています。歯周病になると糖尿病も悪化しますし、糖尿病の第6の合併症は歯周病です。
細菌性心内膜炎、動脈硬化、誤嚥性肺炎等に関係することも解明されました。
当院では現在の患者様の歯周病の病態を説明し、歯周病の原因を除去、破壊された歯周組織を改善する治療、患者様ごとに今後どのようにケアしていくべきか考え、説明・同意を得るよう努力しております。
メインテナンス・予防処置とは
お口の中の健康は、治療後の再発防止、悪い所の早期発見が大切です。最も大切なのは、日々のブラッシングで「むし歯菌」「歯周病菌」をなくすこと。
次に定期的なメインテナンスが重要です。
口腔内検査後、特に異常がなければ
- 歯石除去
- PMTC色素除去
- ブレスクラブ(歯肉炎予防・口臭予防の薬用ハーブ)で口腔清掃
- Dental K(各種薬用ハーブが含まれるアロマオイル)歯肉マッサージ
- 各種フッ化物で歯面コートと再石灰化の促進、むし歯菌の活動抑制
患者様の口腔内の状態により、3ヶ月に1回、6ヶ月に1回等の間隔です。