お口の“プロバイオティクス”
歯科での“プロバイオティクス” の利用
善玉菌により 口の中の健康を守っていこうというのが歯科での プロバイオティクスです
*従来の抗生物質により悪いバイ菌を退治していく治療は“アンチバイオティクス”といい、現在この治療が基本ですが、各種研究所でプロバイオティックスの研究をすすめており、有効性も実証されてきました。
現在、腸内細菌のプロバイオティックスを用いたものが製品化されております。
乳酸菌LS1(L.サリバリウス)が人の口腔内に存在すると、
歯周病菌で最も問題となる悪玉菌 P.g菌(P.ジンジバリス菌)が減少することは広く知られております。
サリバリウスを大量に口腔内に送り込む療法で悪玉の歯周病菌を退治する
“リプレイスメントッセラピー” “置き換え療法”とも言われます
東海大学医学部感染症研究室での臨床試験では、有効性が明確になっております。
考え方は、
「日々のブラッシングで歯周病菌を磨きとり、定期的に歯科医院で専門的なクリーニングを受けて深い所にこびりついた歯周病菌を除去してもらい、時には清掃だけでは取り除けない歯周病菌を“薬剤”(抗生物質)で取り除き、さらに今後歯周病菌が定着しないようにプロバイオティクスを利用して善玉菌を増やす」というものです。
【LS1(L.サリバリウス)】 歯周病菌で最も悪玉のP.ジンジバリス菌の減少に効果あり. 善玉の サリバリウス菌を定着させ 悪玉菌を 追い出すというイメージ
55円 /1日
【Bio Gaia】(スェーデン)と言う会社で開発したL.ロイテリ菌の製品は
1日1錠 夜 ブラッシング後 “なめて”用いる。5種の歯周病菌に有効 1錠 100円 ・・ 日本で販売が始まります。㈱浅野歯科産業で販売します。興味のある方は浅野歯科産業WEBで!
今後のさらなる進歩に期待をしています。
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